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元銀行員が教える、絶対に失敗しない銀行員の転職方法

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こんにちわ。

元銀行員である筆者です。私は13年間銀行に勤め、現在は転職して某中小企業で役員をしています。

昨今、金融機関では金融庁からの指導もあり、統廃合が活発になっています。今までライバルだった銀行同士が合併し、支店が統廃合されて、システム統合だとか帳票変更だとか、現場にしか分からない苦しみというかストレスを感じている人が多いのではないでしょうか?

今回は元銀行員の筆者が、「銀行員だからできる最高の転職法」を教えます。この類の投稿は恐らくこれを最後にします。

銀行員は金持ちにはなれない

私が転職を決めた一番の要因は、金持ちになりたかったからです。単純にそれだけです。いいところに住んで、いい車に乗って、高級な外食を頻繁にして、年に3回くらい海外旅行に行って、愛する妻や子供達にも贅沢をさせてやりたい。

これらを銀行員のままやるのは不可能です。給与も全然大したことないので。私が銀行を退職した際の年齢は35歳。その時の役職は課長。年収は950万円程度でした。

35歳で950万円という金額は、日本の平均年収などと比較すると結構高い方なのかもしれません。ただ、上述したような贅沢が出来るかと言うと全くできません!ちなみに私は嫁と2人の子供がいます。嫁は専業主婦です。その当時の贅沢と言えば、せいぜい週末に行く回転ずしくらいだったと思います。

 

金持ちになりたいなら転職しましょう。ぶっちゃけていうと、銀行で融資担当者として活躍している人であれば、間違いなく中小企業へ転職したほうがいいです。大企業では無く、公務員ではなく、保険会社ではなく、中小企業じゃないとダメです。

中小企業に転職するにしても、後に記載するような特徴を持つ会社を選定して慎重に選べば転職が成功する確率はグンと上がります。この方法は銀行で融資担当をしている人だけが手にできる特権のような転職法です。

一般的に銀行から30代で中小企業に転職する人はそんなに多くありません。

なので以下のようなことをよく聞かれたり、言われたりします。

 

・安定している銀行から中小企業に転職するなんてもったいない

・銀行で問題を起こしてクビになったんじゃないか

・銀行で出世コースから外れてしょうがなく転職したんじゃないか

 

私の場合、これらには一切該当しません。

自分で言うのもどうかと思いますが、銀行では同期の中でかなり出世が早い部類にいました。別に問題も起こしていません。かなり戦略的に中小企業に転職しました。

 

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転職先を選ぶ7つのポイント

銀行員が転職をするとなると、よくあるのが別の銀行に転職するとか、大手企業の経理部門や公務員への転職です。保険会社に行くというのも結構多かったと思います。

こういう転職をしていった人で、金持ちになったという人は恐らく誰一人としていないでしょう。少なくとも私の周りにはいませんでした。どんなに良くても年収1,000万円くらいが限界じゃないでしょうか。

 

どうせ転職するなら金持ちになりたくないですか?

転職先の会社で権限を持ちたくないですか?

 

もしそうなりたいなら、今から書くことを実践してみてください。

1.自身の担当する企業で社長(オーナー)と仲がいい企業を選定する

2.その会社は設立して10年未満か確認する

3.その会社は経理・財務部門に専門的な人材がいないかどうか確認する

※社長(オーナー)が資金繰りを見ているような会社が理想的です。

4.社長(オーナー)は羽振りがいいか確認する

5.決算書の販管費内で交際費が800万円を超えているかどうか確認する

6.固定資産台帳で社用車として高級車の記載があるか確認する

7.保険積立金勘定が分厚いか確認する

 

上記7項目が全て当てはまる中小企業があるなら、その社長(オーナー)に直談判してすぐにでも転職しましょう。世の中の大半の中小企業では、銀行との交渉を社長(オーナー)自らが行っていることが多いです。社長(オーナー)からすると、この交渉がもの凄くストレスに感じていることが多いです。社長という人種は、大抵が「営業」を好みます。銀行との交渉や、細かい資金繰りを見るのは面倒だし、誰かいい人がいれば少し金を積んでも雇いたいと思っています。

そこへ担当している銀行融資担当者から、私が見ましょうか?と言われたら、社長は即断でOKを出してきます。また、社長(オーナー)はなるべく会社経費で生活費を賄いたいと考えている人が多いです。その辺の処理もしっかり私がやりますよ!なんて言われれば落ちない社長なんてこの世に存在しません。

経理業務や仕訳が出来なくても関係ない

ここで銀行員なら心配になることがあります。それは、経理業務が一切出来ないということです。銀行員は「決算書を読むことは出来ますが、作ることが一切出来ない」というかなり使えない人種です。そんな自分でも中小企業の管理部門で活躍することはできるか心配になるかと思います。

ぶっちゃけて言うと、その辺は全く問題ありません。なぜなら転職してまず行うことは、自身の出来ないことを実施してくれる優秀なブレーンを探すことからスタートさせればいいからです。

銀行員であれば、税理士、会計士、弁護士、行政書士、司法書士くらいの知り合いはいるでしょう。そういったいわゆる士業の人たちと面談をして、自分とウマが合う人と契約します。その中でも一番重要なのは税理士です。

可能であれば、仕訳業務も実施してくれる個人で運営している税理士と契約しましょう。税理士には大きく2種類の人種が存在します。1つはクソ真面目な税理士。言い換えると使えない税理士です。もう一つは、グレーをホワイトとして処理してくれる税理士。こういう税理士を見つけて契約まで出来たら、その転職は成功したと同然です。ブラックをホワイトという税理士はNGですが、グレーをホワイトと行ってくれて処理してくれる税理士は結構貴重です。むしろそういう税理士を見つけられなかったら、その転職は失敗に終わるかもしれません。それほどに中小企業にとって、税理士は大きな存在なのです。

 

転職して、優秀なブレーンを見つけて顧問契約し、業務を一通り覚えたら、もうやることはほとんどありません。業務なんて適当でいいです。資金繰りに難がある会社に転職したとしても、銀行で融資担当者をしていたような人物であれば、銀行から新規で資金調達するなんて容易にできますから、その辺の仕事をあたかも難しい仕事を達成して成果を出したように見せてアピールしましょう。あとは社長(オーナー)に気に入られて、「自分の右腕として使えるやつだ」と思わせるような立ち振る舞いを徹底すればいいです。

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会社経費というコスパ最強の武器

上述した1~7に該当する中小企業の社長(オーナー)であれば、会社経費の使用や昇給などに寛容なはずです。ただこれは社長(オーナー)に気に入られてないと出来ません。しっかりと懐に飛び込み、社長(オーナー)の右腕と思われれば他には何もしなくていいので、そこだけに集中しましょう。

上手くいけば、家族で行く旅行代、食事代、服飾代、車などを会社経費で賄えるかもしれません。ただこの辺は転職先の業種、税理士の理解、税務に関する一定の知識、税務調査が入った際の完璧な抗弁の準備、エビデンスの保管、社長(オーナー)の理解などが必要になってきます。安易には出来ないのでご注意を。

もしこれらが可能な会社であれば、仮に転職した中小企業でも給与としては年収950万円であっても、それには手を付けずに会社経費でほとんどの費用を落としてしまえばいいわけです。

仮に会社経費を月間30万円使えたとすると、年間で使用する会社経費は30万円×12か月=360万円になります。通常この360万円は、税金が引かれた手取りとして得た収入で支払うものなので、税金を加味して考えると、額面の年収が460万円必要になります。

表立って会社から得る年収950万円+会社経費で得る実年収460万円=1,410万円が貴方の本当の年収です。

正直、月間30万円の会社経費なんて大した金額ではありません。社長(オーナー)からの厚い信頼と、グレーをホワイトに処理してくれる税理士をブレーンに持てば、どうにでもなります。

こういう生活というか、金の使い方を知ると、見る世界が変わります。今までは会社から得た給与が全てだったはずなのが、それにプラスして会社経費という強烈なプラスアルファがあるわけですから。飲食店は一気に高級店に通うようになります。服やスーツも今まで入店すらしたことの無かった店の常連になります。キャバクラだってクラブだって全部会社経費です。

これ以上書くとキリがないので、この辺にしておきます。

副業にもチャレンジ可能

更に金に貪欲になるのであれば、副業も検討しましょう。銀行では副業は絶対禁止ですよね。銀行員でも出来る副業と言えば不動産賃貸、投資信託くらいでしょうか。はっきり言って爆速で稼げるような副業ではありません。株式とかFXが出来ないというのがかなり痛いし、つまらないですよね。

中小企業であれば、社内規定なんてそこまでガチガチに作っていない会社が多いですし、自分の時間が作りやすいので、好きな副業をガッツリできます。こういうところも大きな魅力でしょう。

さいごに

とにかく銀行員で融資担当者として活躍している方は、その状況を活かして今すぐにでも中小企業に転職することを猛烈にオススメします。そして金持ちになりましょう。もしそうしないのであれば、一生少ない給与でストレスを抱えながら激務と戦いましょう!

能力が無くても利口な人間であれば成功できるという数少ない例の一つかと思います。

そしてこれは銀行の融資担当者でないと絶対に出来ない転職法です。履歴書を書いて面接をして転職をするようでは到底こういった甘い汁を吸うことはできません。銀行の融資担当者と中小企業の社長という関係性は、他の職業の人には理解できないものがあると思います。ただ銀行員の方であれば分かるはずです。

大手企業に転職して得られるのは、その企業名が記載された名刺と家族の安心感。

中小企業に転職して得られるのは、甘い汁と手を付ける必要のない給与(銀行員のみ)。

どちらがいいかは、価値観次第ですかね。私には一択でしかありませんが。

 

 

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