最近仲良く遊んでいる友人がいる。
職場も年齢も全然違うが、やけに馬が合うというか、一緒に長時間いても楽なので
結構な頻度で飲みに行ったりしている。
ちなみにその友人は女性で、年齢は私より10歳程度下。
いつもくだらない世間話しかしないのだが、先日は何故か仕事の話になった。
その子(以下Aさんと呼ぶ)は、現在アフィリエイトの某ASPに勤めていることを知った。単なる営業事務をしているようなのだが、最近私が興味を持っているアフィリエイトなので、やたら話が盛り上がった。
※「ASPに勤めている」という日本語が成立しているのかに自信が無いが意味が伝わればOK。
Aさん曰く、「アフィリエイト」と普通の人に言っても全く理解されないことが多いらしく、自分の職業を説明する際は「ネット系の会社で営業事務をしている」としか言わないらしい。
Aさんは単なる営業事務なので、ASPの内情をそこまで深く知っているわけではなかったが、話を聞いていて結構面白かった。
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色々話した中で、一番面白かった話は、
個人のアフィリエイターで年間1億円を超える報酬を支払っている人が複数名いる。という話だった。
個人のアフィリエイトでASP1社だけで、年間1億円超を稼ぎ出す強者がいるのは、ネット上の空想かと思っていた。
でも実際にASPで働いている子が言ってるんだから間違いないんだろう。
さすがに何の商材で、どういうサイトを運営して稼いでいるのかは全く教えてくれなかったが、そういう人が実在するという事実を聞けただけで満足だった。
これはまた別の友人から聞いた話だが、弱小アフィリエイターが多すぎて、ASPは審査を少し厳しくしていく傾向にあるようだ。
ASPはアフィリエイターに記事を書かせて販売させることによって、広告主から報酬を得て、その一部をアフィリエイターに支払う。
その友人曰く、ASPに登録をして、記事を書いているが全く報酬が発生しないか報酬が発生したとしても鼻くそみたいな金額しか売上を上げないアフィリエイターが多すぎるらしい。
ASP側も登録者数が増えれば、販売機会は増えるわけだから、別にいいのではないかとも思うが、結構管理がメンドクサイらしい。
「A8ねっと」のようにサイトやブログが無くても登録できるASPもあるが、恐らくそういった「無審査又は審査が甘いASP」は今後審査を厳しくしていくようだ。
ちなみにその友人の話は、A8ねっとの担当者から聞いたことらしい。
私のような弱小アフィリエイターはASPに登録すらできなくなる可能性がある。
そのうち◯月までに◯◯円以上の報酬が発生しない場合は、広告貼り付け禁止とかになりそうだ。
弱小アフィリエイターからすれば、上に書いたことは少しショッキングなことかもしれない。でも、アフィリエイターではない一般のネットユーザーからすればそれは歓迎すべきことなんだと思う。
今、ネットで何かを検索すると、まず間違いなくアフィリエイトサイトが上位表示される。アフィリエイトサイトが多すぎて、正直ウザい。
アフィリエイトサイトを制作・運用する目的は、金儲けでしかないから、多少ウソ情報を書いてでもその商品を販売・契約させるように誘導する文章を書いているはずだ。
一般ユーザーは純粋に何かを調べたり、何かを購入したくてネットを見るのに、ウソが散りばめられたアフィリエイトサイトの情報を鵜呑みにして購入の意思決定を行う。アフィリエイトサイトで、公式HPよりも上位表示されているようなサイトもたまに見かける。
これは健全な商取引なのだろうかとたまに疑問に感じてしまう。
アフィリエイター自身は、アフィリエイトサイトからモノを購入したりあまりしないと思います。理由はそのサイトに記載されている情報を鵜呑みにせず、ちょっとした参考程度にしか見ないから。
もし購入するなら公式HPか、アマゾンやヤフー、楽天などで購入すると思う。
クソみたいなアフィリエイトサイトは邪魔だから、ASPが審査を厳しくするというのには個人的には賛成ではある。
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とはいえアフィリエイトはオワコンではないと個人的には思う。
これから弱小アフィリエイターが淘汰されていくと考えると、全体としての競合が少なくなることは間違いない。
その時にどれだけ資本を投下して、優良・上質なアフィリエイトサイトを制作できるかがカギになってくるはずだ。それを継続して実施できるアフィリエイターが勝ち組となっていくため、競合が少なくなった市場においては、今よりもっと稼ぐチャンスが出てくる。
参入障壁が高い業種ほど、そこに入れれば勝ち残る可能性は必然として高くなる。
アフィリエイトの参入障壁が高くなるとは考えにくいが、ASPの審査が厳しくなるという動きを経れば、今よりは競合は少なくなるだろう。
そうなったときに生き残れる(稼げる)アフィリエイターを目指して皆様頑張りましょう!
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