小学生か中学生の頃に、社会科の授業でハンムラビ法典の「目には目を、歯には歯を」という格言?を勉強した記憶があります。
今となってはそもそもハンムラビ法典とはどこの国の何のことかも思い出せないですし、興味もないので調べようと思いませんが、「目には目を、歯には歯を」というキャッチーな言葉は数十年経った今でも忘れません。私はこの言葉を特定の場面において確実に思い返してしまいます。
その特定の場面というのは、子供を虐待した親が逮捕されたという報道を目にしたときです。
・子供に満足な食事を与えずに極端にやせ細った状態で保護された
・子供を自宅に軟禁し、日常的に暴力を繰り返していた
・子供を夏の暑い時期に車の車内に放置して、熱中症で死亡させた
・子供に性的な暴力を繰り返していた
こういう報道を目にすることって結構多いですよね。とても残念なことです。私には子供がいますが、毎回こういった報道を見るたびに心を痛めます。多くの日本人が私と同じような感覚・感情を持たれていると思います。
自分の子供に食事をさせないとか、暴力をふるって殺してしまうとか、性の対象にするとか、そういうことを平気でやってしまう親のことを1ミリも理解できません。どんな理由を付けても私には出来ないことです。
こういう悲しい報道を見るたびに思い出すのが、「目には目を、歯には歯を」という言葉です。この言葉の意味は、私の認識では文字通りですが「自分の目を取られれば、相手の目を取って仕返ししてもいい。歯を取られれば、相手の歯を取って仕返ししてもいい。ただし相手にやられたこと以上の仕返しはダメ!」というような意味だと思っています。この認識が正しいかどうかは分かりませんが、恐らく大きくは間違えていないと思います。
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絶対に抵抗しない、明らかに自分より弱い自分の子供に対して、上述したような卑劣な行為を繰り返すような親は、子供への愛情は当然無いし、道徳心も無ければ、一般常識も通じない「本物のヤバイ奴」なんだと思います。
こういう輩を逮捕して、数年の間刑務所に服役させたとしても、根本解決にならないのでは?と思ってしまいます。仮にこういう輩を更生させるのであれば、極端かもしれませんが、実際に子供が受けていた被害と同等の痛みを親に経験させるのがいいんじゃないかと勝手に思ってます。
・子供に満足な食事を与えずに極端にやせ細った状態で保護された
⇒餓死寸前まで食事や水分を与えない罰を与える
・子供を自宅に軟禁し、日常的に暴力を繰り返していた
⇒子供が受けた痛みと同程度の痛みを与える(やり方までは分かりません)
・子供を夏の暑い時期に車の車内に放置して、熱中症で死亡させた
⇒熱中症で死亡する一歩手前まで同様の環境に身を置かせる
・子供に性的な暴力を繰り返していた
⇒これは同じ罰を与えることは難しいですが、どこかの国の劣悪な環境の刑務所に入れて囚人たちにお願いするとか。あんまりいい案では無いですね。。
これくらいして初めて自分が行った蛮行の卑劣さ、子供が味わってきた痛みが理解できるんじゃないかと思います。私の考えはかなり偏った考え方なんだろうと自覚はしていますが、少なくとも自分の子供を好んで傷つけるような親に対する今の刑の軽さに納得がいきません。
こんなことをやれば、人権侵害だとか、先進国がやる行為じゃないとか、今までのやり方(逮捕して数年刑務所に服役)でいいといった意見が大半を占めるんだとは思いますが、やっていることがあまりにも卑劣すぎるのと、刑務所に服役させても意味がないと思ってしまうので、「目には目を、歯には歯を」のやり方を一部の犯罪には適用してもいいんじゃないかと思います。
今日もどこかの家庭で子供が親から虐待を受けていると思うと、気が滅入ってしまいそうになります。子を持つ親として、一人の大人として、一人の人間としてこの世から児童虐待やDVが完全に無くなることを心の底から願っています。
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