竹内結子さんが自殺したっていうニュースを日曜のワイドショーで知った。テレビを一緒に見ていた妻と2人でものすごく驚き、すぐに深い悲しみに変わった。
個人的に凄く好きな女優さんだった。私自身と同世代で、愛嬌があって演技も上手くて美人で。でも高飛車な振る舞いをしないステキな人だった。
映画ストロベリーナイトやテレビドラマランチの女王など、多くの人気作品に出演し、老若男女・世代を問わず人気だった国民的女優の突然の訃報に驚いた人は多いだろう。
年下の男性と再婚し、子供も生まれて順風満帆に見えたが、本人にしか分からない苦労や悩みがあったんだろうが、まだ40歳で人生はこれからという時に何故自ら命を絶ってしまったのだろうか。
上述の通り私自身、竹内結子さんとは同世代だ。この世代の人の多くは、結婚して子供が出来て、家族を養うために必死に働いたり育児をしていたりする。私はかなりの楽観主義者だが、そんな私でも生きていて辛いと思うことが少なからずある。仕事自体がそんなに好きではないし、そもそも金銭的に問題が無いのであればどんな仕事でも辞めて、暇を持て余すような生活に切り替えたい。
毎日毎日責任のある仕事をして、常にプレッシャーを感じながら仕事をしているから嫌になるのも当然だが。世の中の大半の同世代は、同じように考えている人が多いのではないかと思う。
だけど死んだらどうにもならない。死ぬくらいなら死ぬほどまで追い詰められたストレスを一気に放棄すべきだ。その原因が家族であっても、子供であっても。死ぬことだけは避けないと。
死ななければいくらでもやり直せる。自分の日常が世界の全てだと感じてしまうとそれがキツイ環境であればあるほど逃げ道が見つからずに精神が崩壊してしまう可能性が増すような気がする。
自殺する人の心理は自殺した人にしか分からないが、自殺するくらいなら何もかもを捨ててしまえばいい。もう誰かが自殺をしたという報道を見るのは嫌だ。生きたくても生きられない人がこの世には大勢いる一方で、五体満足で健康な人が自ら命を絶つという矛盾。もういいよ、そういうの。自殺だけはマジで止めよう。
日曜夜のバラエティで、韓国の整形手術を紹介している番組がある。韓国のTV番組内で整形手術がしたい!という人を募集し、簡単に言えばデブでブスな女性を取り上げ、タダで整形手術をしてあげてその変貌ぶりを楽しむという企画だ。
こういう企画はあまり好きではないが、たまたま見ていて思うところがあった。容姿が悪いということだけで、人生を悲観し、苦しんでいるのであれば、整形手術をして自信と美しい容姿を得るのは大いに賛成だ。誰に迷惑を掛けるわけでもないし、そんなことで自殺をするまで思い詰めてしまう人がいるみたいだから、整形手術で人造人間になることで自殺を思いとどまることができるなら誰も否定できないはずだ。
太っている人が太っていることに悩んで、ダイエットを試みるが失敗し、もう生きていけないと言っているような意思の弱い人も、整形手術で脂肪吸引などをしてしまえば簡単に痩せられる時代。こういう時代に生まれたからには、その恩恵を受けるべきだ。体形や容姿の悪さを理由に自殺する人も恐らく世界にはたくさんいる。とにかく自殺することだけは止めよう。
ここ最近はコロナが直接的・間接的な原因となって自殺者が増加しているそうだ。竹内結子さんの自殺と、コロナ蔓延やコロナ自粛に因果関係があるのかは分からない。どんなに苦しい状況の人でも、何とかならない人なんていない。自分の周りには1人は味方になってくれる人はいるはずだし、味方がいなかったとしてもSNSとかで苦しさを吐露すれば味方になってくれる人はいるはずだ。金が問題なら国の助成制度もあれば、元ZOZOの前澤さんのような足長おじさんだっている。とにかく自殺することだけは止めよう。
生きてればそのうちいいことがある。死んでしまえば何もない。
スポンサーリンク