蒼竹ヌーDX

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親父がガン宣告を受けて、親孝行への意識が変わった

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あまりプライベートなことはブログで書いたことは無いけど、何となく書いてみたくなったから書くことにする。

 

私は既婚で小4の子供がいる。

両親は私の自宅から徒歩10分圏内に住んでいて、土日になるとよく妻と子供を連れて遊びに行く。両親は私の子供を溺愛していて、何をやっても叱らないし、何でも買ってあげようとする。

子供も優しいじいちゃん・ばあちゃんが大好きで相思相愛っていう感じだ。

 

半年ほど前、親父が前立腺がんであると宣告された。

宣告されたと言っても深刻なものでは無く、早期の発見だったようで手術などをしない監視療法をすることになった。もう70歳近い親父なので、何かしらの病気はあるだろうし、親父がガン家系なのである程度その宣告をすんなりと受け入れることが出来た。

 

ただ、だんだん時間が経つにつれて、もう70歳近くの両親がいつかは死んでいなくなってしまうということを意識し始めた。今まではそんなことを考えたことも無かったし、元気に孫と遊んでいる両親の姿からは想像し辛かった。

 

昔から親孝行をしてこなかったから元気なうちにしてあげたいと思うようになった。孫を実家に連れて行くのも立派な親孝行なのかもしれないが、今の私があるのは間違いなく両親のおかげだし、両親に注がれた愛情を返してあげたいと思った。

 

まず親孝行としてやってみたのが旅行に連れていくこと。2部屋取って両親にはゆっくりしてもらおうと思っていたが、子供がじいちゃん・ばあちゃんの部屋に入り浸り、結局一緒に寝ていた。後で母親に聞いたら、孫と旅行に行けたことは凄く嬉しかったらしい。親父も同じことを言っていたと母親から聞いた。

 

次にやったのは、ゴルフ会員権を買ってあげたこと。親父の趣味はゴルフしかない。私の趣味もたまたまゴルフだったので、自宅からそう遠くないゴルフ場の会員権を購入し、孫・私・親父の3人でラウンドしたくて購入した。

 

ゴルフ場の正メンバーになると、ある程度の無理を聞いてくれたりするから、小学校低学年の子供でもラウンドさせてくれたりする。購入したゴルフ場は結構名門のゴルフ場だったが、購入検討時に小学生の子供とラウンドすることは可能かを確認してから購入した。最終組の後ろについてスタートするなど工夫をして対応してくれると言われた。

 

息子も幼稚園の頃から不定期でゴルフレッスンに通わせてきた。だからラウンドをしようと思えば出来る。コロナの影響で孫・私・親父の3世代ゴルフコンペはまだ開催していないが、来月に決行しようと決めた。

 

親父は凄く楽しみにしているようで、頻繁に練習場に行っているようだ。この間、親父から電話が来て「一緒に打ちっぱなしに行こう」と誘われた。子供も連れて3世代で打ちっぱなしを楽しんだ。親父が息子にゴルフを教えている姿を見て、少し涙腺が緩んでしまった。

 

母親にもしっかり親孝行がしたくて、クラシックコンサートのチケットを買っていたがコロナの影響で中止になってしまった。当面の間はコンサートは開催されないだろうからまた何か企画しなければいけない。

 

妻の両親も同じで、意識的に親孝行をしていこうと妻と相談して決めた。再来月に旅行に行くことにしている。妻の両親は飛行機に乗ったことが無いと聞いた。コロナが落ち着き、海外旅行が可能になれば、私の両親、妻の両親、私の家族で海外に行くつもりでいる。妻の母親はハワイに行ってみたいと言うから、奮発して連れて行ってあげようと思っている。

 

親孝行というのは、恐らく親が元気なうちにしかできないことだ。病気をして弱った状態で親孝行しようとしても、出来ることが限られてしまう。何の制限もない元気なうちに親孝行はするべきだと私は思っている。親父がガンだと診断されたことがきっかけではあったが、そのことに早く気づけて良かった。

 

いつか別れは来るだろうが、それまでの間は意識的に親孝行をしていこうと思う。

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