ネット上の誹謗中傷は許しがたい。
実際に何人もの人を死に追い込んでいるから。
っていう考えを持っている人が多いみたいですが、そんなもので死を選択するような心の弱い人はSNSなんてやらなきゃいい。
どうしてもやりたいならコメント欄を無くして、発信だけすればいい。
というのが私の持論。
誹謗中傷コメントなんて、匿名・本名に限らずやる奴はやる。誹謗中傷コメントが原因で自殺する人が多いという意見をよく聞くが、学校でのいじめで自殺する人だってかなり多い。
学校でのいじめは匿名ではなくて、本名でやる。でも無くならない。罰則規定があるの
かは知らないが本名であってもいじめ(誹謗中傷)で人を死に追いやる奴が大勢いるのが現実。
「誹謗中傷で自殺した人を擁護する」のと、「誹謗中傷する人を攻撃すること」で生まれる結果は同じ
誹謗中傷コメントによって有名人が自殺すると、ある意味それが神格化される。
SNSで叩かれることによって苦しんで自殺すれば、「あれだけ世間に注目され、世間に同情してもらえるんだ」と考える人もいる。その中でほんの数パーセントかもしれないが、「じゃあ自分も自殺してしまおう」ということに繋がりかねない。
要はSNSの誹謗中傷で自殺した人を擁護しすぎると、新たな自殺者が増えるということ。
一方で最近の傾向を見ていると、「他人を攻撃するのは良くない」という空気よりも、
「誹謗中傷するやつを攻撃しよう」って感じになっている。結局は攻撃する人が減らないので、ここでもその攻撃に苦しんで自殺者が増える。
まとめると、
・ネット上での誹謗中傷で自殺する人を擁護する人が増えると自殺者が増える
・ネット上で誹謗中傷した人を攻撃すると自殺者が増える。
この構図を理解している人が本当に少ない。自殺者の数を減らしたいのであればこの構図を理解した上で対策を考えた方が良い。
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ネット上の誹謗中傷コメントを無くす方法は?
SNSを積極的にやる人は、自分の投稿や意見に同調されることを望みすぎだ。同調してくれる人もいるかもしれないが、アンチだって絶対に存在する。それが分からないならマジでSNSなんてやめてしまった方が良い。
誹謗中傷の書き込みをした人を取り締まるなんてできるわけがない。
国会で議論されているみたいだけど、結局中途半端な法律が出来てそれで終わりだ。
殺人予告とか爆破予告のような書き込みは立派な犯罪だから取り締まりが必要だけど、
「辞めろ」とか「つまらない」、「気分悪い」という感じの書き込みをどう取り締まる?
匿名だから誹謗中傷を書き込みやすい、本名だと書き込みにくい。だからSNSでは匿名での書き込みを禁止にして本名を登録させるべきだ!
という意見をネットニュースなどでよく見かける。
本名だと誹謗中傷って本当に減るのか?仮に少し減ったとしても、根本は解決しない気がする。
本名でだって書きこむ人はいるし、人によっては単なる批判として書き込んだことでも、受け手側からすればそれが誹謗中傷コメントで、深く傷ついてしまい自殺する人もいるだろう。
批判か誹謗中傷か、基準なんて人それぞれだか
ら取り締まれるわけがない。
SNSは好きなことを好きなだけ書き込めるというのが一番の魅力で、その機能のおかげで爆発的に浸透したにもかかわらず、
「SNSでの誹謗中傷は悪であり、取り締まりが必要だ」という感情論だけで国会までが動いているのには違和感しか感じない。
表現の自由が憲法で謳われているが、この条文を覆しかねない。大衆の目を気にして、
内閣支持率を上げる格好の材料にするために国会がこの件について何らかの法律?を作ろうと動いているアピールをしているが、本当はこんなことをしたいなんて国会議員は誰も思ってないだろう。
もしSNS上での誹謗中傷コメントを本当に無くしたいなら、賛成コメントだけしか書いてはいけない、反対コメントを書いたら禁固刑というような極端な法律でも作れば無くなるんじゃないでしょうか。
あるいは、回りくどい言い回しのコメントだと、賛成コメントを反対コメントと捉えてしまう人もいるかもしれないから、コメント欄に使用していい単語・使用してはいけない単語でも決めればいいんじゃないか?
まあそんな国はどこにもないし、世界から笑われると思うけど。あまりにもバカらしくて勝手にやってくれという感じでしかない。
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