蒼竹ヌーDX

海外FXで稼いでいるので良さが伝われば嬉しい。あとは好きなことを書くブログです。

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【完全に自己流】問題解決が得意になるビジネス的思考法

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  1. 現状に満足して、日々同じことを繰り返している人。
  2. 何かに挑戦する時に、出来ない理由を並べることに専念する人。
  3. 新しいことを始めることに、常に後ろ向きな人。

 

上記に当てはまる人を、私は「思考停止状態の人」と呼んでいる。

 

 

主にサラリーマンに多い気がする。

私自身もサラリーマンなので周辺にはそういう人が沢山いる。

 

 

「新しいこと」というのは、新たな事業を起こして独立するとかそんな大げさなことを

言っているわけではなく、業務の中での自分の役割についてである。

 

 

いい例があるので紹介する。

前職の先輩でこれに当てはまる人がいた。

その人は、今は転職して某中小企業の取締役になっている。

つい先日2人で会って近況でも報告し合おうということになった。

 

色々話を聞いていると、その先輩は転職先でバックオフィス部門(管理部門)の長とし

て活躍しているらしい。

日々行っている業務を聞いてみたら、以下のようなことだった。

  • 経理業務(主に仕訳業務)
  • 約束手形の作成・発行
  • オーナー一族の交際費・給与計算及び振込業務

 

他にも細々とした役割があるようだが、話を聞いて愕然としてしまった。

 

「そんなの外注に出すか、社内の他の人に任せられるクソ簡単な単純作業じゃ

ないの?」

 

そう聞くと、少し怒ったような口調で、

「これは自分じゃないと出来ない仕事だ。会社特有のルールもあるから他の人には任せ

ることのできない重要業務だ。重要業務だとオーナーが認識しているため、自分は取締

役まで昇りつめたんだ」という反論が返ってきた。

 

色々言いたいことはあったが、痛いところを突かれたんだろうと思ってそこからは別の

話題に切り替えた。

 

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この先輩は決して頭の悪い人ではないので、現状の自身の仕事は簡単に外注化出来る仕

事だということを認識しているはずだ。

与えられた役割を忙しそうにこなすことに専念して、その役割が自分にしかできないこ

とだと自分すらも勘違いさせているのだと思う。

 

なぜそのようなことをするのか。

 

答えは、その役割を自分の手から離すと、自身の役割が無くなってしまい、

そうなった状況を想像するのが怖いからだ。

 

その役割をこなしていれば会社内で評価されているのに、みすみす自分の手から離す

必要はない。深く考える必要も無いから、業務(作業)は忙しいけど精神的に楽だ。

こんな感じだろう。

 

こういう人は、思考停止した人だ。

 

仕事というのは、自分にしかできないことを探して実行することだと私は思う。

私の場合、業務効率化を最優先で考えるため、一旦は自分で既存業務をやってみて、

効率化を図れるものはすぐに変えてしまう。

変えた後も少し自分で実践してみて、これ以上変える必要が無いと判断したら、

簡単なマニュアルを作って既存社員又はパートへ引き継ぐか、あるいは外注に出してし

まう。

 

これを繰り返していくと、部署・会社は強烈に進化する。ものすごい勢いで。

無駄が無くなっていくので、少ない人員で最大限の成果を出すような、強い集団に

変わっていく。これを説明して実行できないなら課長以上はすぐにでも降格させて

しまった方がいい。

 

 

業務が属人的なものになってしまうほど、会社としてリスクが大きくなる。

その人が急に倒れたりしたら、誰もその業務が出来ないんだから当然だ。

特に中小企業ではそのような状況が多い。

ただ中小企業だからこそ、業務を属人化させずに、誰でも出来る状況にしておくべきで

ある。思考停止せずに、常に効率化を考え、自分にしかできないことを実行し続けるこ

とが、会社内で成功する一番の近道だ。

 

 

  1. 新たなことにチャレンジすることに抵抗が無い人
  2. 新たなことにチャレンジしないことの方がリスクだと考えている人
  3. 難しいことに挑戦する時に、出来ない理由を探すのではなく、どのようにすれば出来るかを探そうとする人

 

こういう人の方が好きだし、こういう思考の人はかなりの確率で成功している。

 

このような思考に100%切り替えるのは難しい人だっているだろう。

むしろ新しい事にチャレンジし続ける人の方が少ないかもしれない。

100%切り替えるのは難しくても、10%くらい変えてみることは出来ないだろう

か?もし少しでも変えたいと思う人がいるのであれば、いい方法がある。

 

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思考停止する人にならないための簡単な方法

 

それは、問題が起きた時に「どのようにすれば○○が出来るようになるか」という疑問

形に変えて考える人になることだ。

 

例えば、「部下が自分の思ったほど成果を出さない」という問題があったとする。

この問題を解決しようとする時、思考停止状態の人は散々考えた挙句に、出来ない理由

を挙げ始める。

  • 新しい商品を開発する金がない。
  • 社員育成をする人材がいない。
  • 営業マンをとりまとめるマネージャーがいない。
  • やる気がない、素質が無いetc

 

出来ない理由を探すことは、簡単であり新たなことをやらない言い訳にもなって便利

だ。ただこれではいつまでたっても問題解決しない。

 

問題が起きた時に「どのようにすればできるようになるか?」の疑問文にしてみると、

それまで見えなかった可能性が見えるようになる。

 

 

「どのようにすれば、部下の成果が自分の思う以上にあがるか?」

 

 

ただ疑問形にしただけなのに、それまでは部下の問題だったことが、自分自身の

問題に変わったかもしれない。

部下に何かを変えさせるというより、自分自身がどう行動すれば部下の成果を上げ

られるかという考え方に変わる。

 

この思考を身につけると、仕事に対する視点や見え方が大きく変わる。

問題が起きた時に、まずは「どのようにすれば○○できるか」という疑問形で考え、思

いつく限りの解決策を書き出してみることだ。

書き出したことを実践するかしないかは自分自身なのだが、とにかく疑問形にするだけ

で他人事ではなく、自分自身の問題に変えることが出来る。

 

それを繰り返して身に付けていくと、どこの会社に行っても上手く行く、市場価値

の高い人材になる可能性が高まる。

 

会社は問題だらけだ。問題解決できる人こそ価値のある人材だ。

そうなる為の第一歩は、思考を変えることだ。

 

是非お試しあれ。

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