蒼竹ヌーDX

海外FXで稼いでいるので良さが伝われば嬉しい。あとは好きなことを書くブログです。

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不倫した著名人への風当たりが強くなる風潮に対して思うこと

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不倫が許されない風潮が行き過ぎていて怖い

不倫をする奴は最低だ。

不倫をする奴は芸能界から抹殺しろ。

 

こんな感じで最近の芸能界における不倫に対する世間の反応は恐ろしいほど過敏だ。

矢口真里の「クローゼット不倫」、ベッキー×川谷の「ゲス不倫」あたりから特に過敏

になっている感じがする。


なぜ不倫が発覚すると、鬼の首を取ったかのように毎日ワイドショーで報道し続け、事情も知らない自称コメンテイター達が各々適当に批評し、SNSで常に話題の上位を締め、当事者は活動自粛を余儀なくされ、一生その過ちを非難し続けられるのだろう?

 

不倫は確かに良くない。

これには私自身も同意する。

 

だけどそれは当事者間で話して解決すればいいだけの話。

不倫が原因で離婚するなら慰謝料を貰えばいいし、不倫された側が相手を許すならそっ

としておけばいい。

 

関係のない部外者がとやかく言う必要は無い。

 

これほどまでに不倫を絶対に許さない風潮になった原因は何なのか。

自分なりに考えを整理してみようと思う。

 

 

不倫を許さない風潮が強くなった理由一覧(主観)

理由①男性優位である社会ではなくなってきたから

理由②SNSの普及によって、批判やバッシングが可視化できるようになった

理由③マスコミのせい

理由④金持ちへの嫉妬

理由⑤美男美女への嫉妬

理由⑥自分が我慢していることを破ることへの妬み

理由⑦平和だから

 

理由①男性優位である社会ではなくなってきたから

一昔前は、男性が働き、女性が専業主婦を行うと言うのが一般的だった。

女性は家庭に入っていることが多かったから稼ぎが無かった。旦那の不倫が原因で離婚

したくても自立できるほどの経済的余裕がなかったのではないか。

そうなると、女性が「旦那に不倫された!!」と世間に知れ渡るように公表しても何の

意味もない。世間に公表したら「あの家庭は大丈夫か?」、「あそこの嫁は旦那に不倫

されている」といったネガティブな風評が立つだけで、何のメリットも無い。不倫され

た嫁は世間のネガティブな風評を避け、自分自身の中で折り合いをつけるしかなかった

のではないかと思う。

 

しかし昨今は女性が活躍する時代になってきているので、旦那と離婚しても経済的に自

立が可能な女性が多い為、堂々と「ウチの旦那は不倫している!」と言えるようになっ

た。

(離婚を前提として)不倫を明確な悪として捉え、世間に高らかに発言しても良い状況

になった女性が増えたことが、不倫を許さない風潮を増長させているのではないか。

 

 理由②SNSの普及によって、批判やバッシングが可視化できるようになった

ツイッターなどのSNSの普及が進み、気軽に自分の意見を世間に公表できるようになった。芸能人の不倫が発覚すると、その芸能人が大して有名ではなくても炎上することが多い。

 

大体の人にとって、芸能人の不倫などどうでもいいことだ。

 

しかしSNS上には「不倫=絶対悪」という一般論を、「これでもか!」と書き込む暇人

が一定数存在するため、たとえ「そんなことどうでもいい」と思っていてもSNS上には

そうは書けない。書くと一斉にその投稿に対して反応され、バッシングを受けるから。

 

「どうでもいい」と思っていても、SNS上の一般論に同調さえしていればSNS上では共

感される。批判を受けるよりは同調・共感される方が気持ちはいい。より批判的な意見

を書けばさらにその共感度合いが増す。

そうやって「不倫=絶対悪」という意見がSNS上でエスカレートしていく。

 

 

理由③マスコミのせい

SNSで投稿された内容が、過激で極端なものが多い理由は上記で説明した。

おバカなマスコミは、SNS上に書かれている極端な内容を「世間一般の声」として捉え

ワイドショーなどで重大事件であるかのように放送する。

 

SNSの極端な内容を元に、マスコミが面白おかしく悪意を持った画像や映像をつけて放

送する。そうすればSNSには更に極端な内容の投稿がされる。それをまたおバカなマス

コミが拾って放送する。。。といった「極端な負のループ」が繰り返される。

人は他人の不幸話・他人の失敗が大好きな生き物である為、視聴率も稼げるのだろう。

 

SNSの拡散⇒マスコミの報道⇒SNSの拡散⇒マスコミの報道・・・・・

※マスコミの報道にはネットニュースなども含む。

この流れが確立されていることこそが、本来どうでもいい芸能人の不倫への過激すぎる

バッシングを助長している一番の理由だと思う。

 

理由④金持ちへの嫉妬

理由⑤美男美女への嫉妬

「嫉妬」というのも一つのキーワードになると思う。

芸能人というのは世間一般から見れば金持ちに見える。俳優、女優、お笑い芸人、歌

手、スポーツ選手などでメディア露出が多い人ほど金持ちである可能性は高まる。

 

日本では残念ながら『他人が金持ちであること』を良しとしない傾向にある。

金持ちで美男美女であったりすれば尚更に嫉妬が大きくなり、アンチが増える。

そういう人が不倫でもしようものなら、とてつもないバッシングに晒される。

「殺人事件を犯してしまった犯人」のように、一斉にもの凄い数のバッシングが開始さ

れ、ホトボリが冷めるまではまともに芸能活動なんてできない。

 

芸能人だけでなく、議員や経営者までもが不倫をすると一斉にバッシングにあう。

その状況を見るたびに、「嫉妬は恐ろしい」と感じざるを得ない。

 

理由⑥自分が我慢していることを破ることへの妬み

「不倫=絶対悪」であるという一般論が横行しているのは上述の通りだが、本当のこと

を言えば、大多数の既婚者には「不倫願望」があるはずだ。永遠の愛を誓ったパート

ナーがいたとしても、結婚生活を長く続ければ続けるほど、「バレなければ問題ないだ

ろう」という思いが大きくなってくる。

ただ、ほとんどの既婚者は願望はあるけれど実際に不倫はしない。

 

我慢しているんだ。

 

・男であれば、若くて可愛い女性と不倫したいに決まっている(主観)。

・女性であれば、旦那より若くてイケメンな男性に言い寄られたら、不倫したいに決

まっている(主観)。

どちらのケースも、バレなければいいという大前提があるとは思うが。

 

大多数の既婚者に「不倫願望」はあるのに、多数の既婚者は我慢している。

そんなところに芸能人の不倫報道が来ると、「自分は我慢しているのに、不倫なんかし

やがって!」、「ズルいじゃねーか!」という妬みが爆発し、バッシングが起こりやす

くなるのではないか。

 

理由⑦平和だから

芸能人の不倫騒動が起きると、連日ワイドショーや各局の報道番組までもがその内容を

取り上げる。国民が関心を寄せるような「重大事件」が他にあれば、そちらを優先して

報道されるはずだが、日本は世界一平和な国なので、特にこれといった大きな事件が無

い。

 

仮に大きな事件があったとしても、日本人は危機管理能力が足りないし、当事者意識が

希薄なため、大抵の事件は「自分には関係のないこと」として捉える。

おバカなマスコミは視聴率が欲しいから、本来報道すべき事件を差し置いてでも、日本

人が大好きなゴシップネタを報道することにより数字を取りに行く。

 

もし日本が戦争に巻き込まれ、日々死者が出ているような状況のときに、芸能人が不倫

したとしても大した話題にはならないはずだ。

震災や台風で数千人の被害が出るほどであれば、「不倫」はそこまで大きく取り上げら

れない。

 

要は日本が平和だから、不倫ネタに騒げるのだろう。

 

まとめ

個人的には芸能人の不倫なんてどうでもいい。

ただ私の考えは、現在の日本では少数派なんだろう。

 

大多数の人は上述したような理由によって、「不倫は絶対悪」として騒ぎ立てる。

SNSが手軽にでき、おバカなマスコミがいて、日本が平和であり続けるのであれば、

能人が不倫をするたびに、自殺しちゃうんじゃないか?と思うくらいにバッシングを

ヒートアップさせていくんだろう。

 

唯一の解決策は、「マスコミが不倫を報道しないこと」である。

SNSやネットが浸透しているとはいえ、TVの持つ拡散力や影響力というのはものすごい

ものだ。日本ではまだまだTVの力が最強なので、TVでの報道の仕方次第でバッシング

の大きさが変わる。

 

現在はマスコミ=バカであるが、10年以内にはマスコミ=そこそこ優秀と言えるように

なったらいいと思う今日この頃である。

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